肥満③(脂肪の貯まり方)
「肥満」とは体内に脂肪が過剰に貯まった状態を言います。この脂肪の貯まり方には『皮下脂肪型』と『内臓脂肪型』2つのタイプがあります。
『皮下脂肪型』:内臓を取り囲む様に脂肪が付いている。主に下半身に脂肪の付きやすい若い女性に多いタイプ。その姿から“洋なし形肥満”とも言われています。ヒップに対するウエストの比率が0.7%以下が目安となる。脂肪は分解されて遊離脂肪酸ができるが皮下脂肪はあまり使われないため遊離脂肪酸になる量は少なく、たとえ出来たとしても体内の血管を回ってから肝臓に入るので、その間に筋肉などで使われてしまうことが多く代謝に影響を及ぼすことは少ない。
『内蔵型脂肪』:内臓に付く脂肪とは腸の外側にある腸間膜に蓄積されるもので内臓の位置を固定するクッション役を果たす。内臓脂肪型が増加するとウエスト辺りが太ってくるため、その姿から“りんご型肥満”と言われています。ヒップに対するウエストの比率が男性1、女性0.8以上が目安となる。
“りんご型肥満”の中には皮下脂肪型肥満の者もいるがほとんどが内臓脂肪型である。内臓脂肪は皮下脂肪と違って代謝活性が高く脂肪を蓄積しやすい。また分解しやすく遊離脂肪酸を作りやすい。増加した遊離脂肪酸は体内の化学工場である肝臓に直接入り脂肪合成を促進したり、インスリン感受性を低下させることなどが代謝異常発生の引き金となる。
『皮下脂肪型』:内臓を取り囲む様に脂肪が付いている。主に下半身に脂肪の付きやすい若い女性に多いタイプ。その姿から“洋なし形肥満”とも言われています。ヒップに対するウエストの比率が0.7%以下が目安となる。脂肪は分解されて遊離脂肪酸ができるが皮下脂肪はあまり使われないため遊離脂肪酸になる量は少なく、たとえ出来たとしても体内の血管を回ってから肝臓に入るので、その間に筋肉などで使われてしまうことが多く代謝に影響を及ぼすことは少ない。
『内蔵型脂肪』:内臓に付く脂肪とは腸の外側にある腸間膜に蓄積されるもので内臓の位置を固定するクッション役を果たす。内臓脂肪型が増加するとウエスト辺りが太ってくるため、その姿から“りんご型肥満”と言われています。ヒップに対するウエストの比率が男性1、女性0.8以上が目安となる。
“りんご型肥満”の中には皮下脂肪型肥満の者もいるがほとんどが内臓脂肪型である。内臓脂肪は皮下脂肪と違って代謝活性が高く脂肪を蓄積しやすい。また分解しやすく遊離脂肪酸を作りやすい。増加した遊離脂肪酸は体内の化学工場である肝臓に直接入り脂肪合成を促進したり、インスリン感受性を低下させることなどが代謝異常発生の引き金となる。